朝日新聞 2010年2月17日に
記事が掲載されました。
書籍
書籍出版「依存学ことはじめ」
晃洋書房 2011年3月
目 次 | 内 容 | 著 者 |
はじめに | 依存学とは何かについて定義し、依存学を推進することの社会的意義と展開の方法論をのべている。 | 船橋新太郎:京都大学教授、依存学推進協議会理事 |
ギャンブル地獄の 実態と治療 |
わが国における現在のギャンブル地獄の実態と、生還の方法を詳細に述べている。 | 帚木蓬生:通谷メンタルクリニック院長 |
依存と集中力、 そして楽しい人生 |
達人たちは皆、「はまって」いた。依存(はまること)の明るい側面と暗い側面について、具体的な事例をもとに説明している。 | 谷岡一郎:大阪商業大学長、依存学推進協議会理事 |
熱中と依存の境界線 | 人や社会を元気にするものこそ人間は依存するから、依存と熱中というのは紙一重である。依存と熱中のメカニズムの研究は、共通の方法で行なわれている。依存と熱中の境界は、「柔軟性」、「利己性と利他性」、「社会コミュ二ケーションの能力」などの軸で考えなければならないことを述べている。 | 村井俊哉:京都大学教授、依存学推進協議会理事 |
薬物依存の神経科学 | 薬物依存が、脳における「報酬系」、「認知系」、「記憶系」にどのように影響するかを神経科学の知見を基に説明している。 | 廣中直行:NTTコミュニケーション科学基礎研究所 |
依存学への期待 | 依存学研究の必要性、依存学に期待することについて述べ、依存学推進協議会の設置背景と目的について述べた。 |
西村周三:国立社会保障・人口問題研究所・所長 依存学推進協議会顧問 |