1 設立趣意:より良い生き方を考え、豊かでエネルギッシュで楽しい社会を目指す。
「熱中」や「はまり」はチャレンジの原動力
感動や好奇心をきっかけになにかにはまることは、人間として成長する上で、なくてはならない経験です。熱中できるなにかを持つことで、困難な日々を乗り越え、ストレスを発散することができます。科学上の大発見や偉大な芸術も、対象にのめり込んでいる期間を経て達成されることがほとんどだと言えます。好奇心を持ち、何かに熱中することは、人間がうまれながら持っている、素晴らしい能力だと考えられます。
現代社会は夢中になれるものが少ない
現代社会においては、健全なかたちで熱中できるものが適切に提供されているとは言いがたく、本来人々が持っているエネルギーが発揮しづらい状況にあります。これは老若男女を問わず、広く日本全体を覆っている風潮ともいえましょう。ひとりひとりが個性を発揮し、生き生きとした社会を目指すうえで、何かに興味を抱き、夢中になることが、いま求められていると言っても過言ではありません。生活をより豊かでエネルギッシュなものにするために、楽しく熱中できるものとは何かを考える必要があります。
2 依存学推進協議会の事業
依存学推進協議会とは、依存学を通じて、より豊かでエネルギッシュな社会の構築を目指すNPO法人です。依存学推進協議会は、次の3つの事業を行います。
2-1 研究事業
協議会メンバーが依存について研究します
2-2 研究助成事業
全国から依存に関する研究課題を募集し、当法人が認めた研究内容に対して助成を行います。
2-3 啓発事業
依存についての正しい理解を普及させるために、講演会やセミナー、シンポジウムなどを開催します。
3 依存学の対象分野
依存をめぐる、さまざまな物質や事象が研究対象